第4回 ウルトラトレイルマウントフジ


9月26〜27日

ウルトラトレイルマウントフジの半周コース、STYを走ってきました。
今年は、こどもの国スタートで、山中湖まわりの80.5kmです。
昨年は、制限時間オーバーで完走できなかったので、今年は少し気をつけました。
それにしても、一昨年は24時間あった制限時間が20時間になってしまい、ちょっとひどいと思う。。
トレイルを愛する全ての人に開かれた大会にするとか言ってた最初の基本理念はどこにいってしまったんだろうか。。?
しかし、1回目と2回目の大会では、制限時間に余裕があるもんだから、山の中やらそこいらで、行倒れのようになって寝っ転がったりしてたもんだった。
そうゆうなめた態度に主催者が問題意識を持ってしまい、制限時間をカットしてしまったのかもしれないと思うと、自業自得かとも思う。
いづれにしろ、完走したければダラダラできないのは理解してスタートした。
ので、田んぼみたいになったドロドロの道やら、霧雨で前が見えない道などもせっせと進み、杓子岳登るまではコンスタントに頑張らねばと思っていました。
しかし、杓子岳の岩場すごいとこがあります。2年前も登ってるのに忘れてました。
「私登れない」とか言う女の人が、「みんな行ってるんだから大丈夫。ゆっくりでいいから」とまわりの人に励まされていました。
杓子岳を体調崩さずに超えて、68.6km地点の富士小学校に向けて下るにつれくたびれてきた。
やはりいつも寝ている時間帯は辛くなるんだろうなと思った。
富士小学校でも20分位の休憩で出発しましたが、制限時間的に大丈夫だと思ったら、ダラダラのクタクタになってしまい、
山道では後ろからくる人たちに道を譲り譲りで、時折コース案内の若いお兄さんとお話したりした。
「STYの制限時間、こんなに短くすることないよね〜」などとグチると、「僕に言われても困ります」と言われたものだった。
河口湖に下りてくると、トランペットのおじさんが炎のランナーの演奏で迎えてくれた。
結局、19時間20分位でゴール出来ました。
ハイタッチや握手で迎えていただいて、昨年の残念な気持ちもありましたから、大変ありがたくうれしかったです。
大会後に、『富士山一周レースができるまで』鏑木毅 福田立花 著を読んだ。
大会開催にこぎつけるまでには大変な努力をされていることを知り、頭の下がる思いでした。