富士山 六合目


7月1日(水)
今月は富士登山競走が24日にあるので、体を慣らすために富士山に行ってきました。
今日は、浅間神社から出発して、六合目の安全指導センターを目指して上りました。
懲りないようにゆっくりと浅間神社から馬返しまで自動車道のはじを走りましたが、馬返しに着く頃にはやはり懲りたものでした。
ここまでは、クルマで入ってこれます。昭和4年から39年までは馬返しまでバスが通っていたとのことで、スバルラインができる前の吉田口登山はここからみんな歩いたそうです。
知り合いのおばあちゃんに、お兄さんの武運長久を祈願するため、お父さんと弟の三人で富士登山した戦時中の話を何百回も聞かされましたが、その人もここから登ったそうです。
馬返しからは森のなかの登山道です。
佐藤小屋や六角堂を経て六合目の安全指導センターの下に出ると、砂礫の山が広がります。上の方は雪がまだ大分残っていました。写真の白い建物が安全指導センターです。
少し休んで、また森の中を下りていきました。吹きさらしの砂礫の山肌から森の中に戻ると少しホッとしたものです。
山開きということで、白装束の富士講の人たちが、2合目で儀式を行っていました。おごそかな雰囲気でしたので、昔から色んな思いで歩かれてきた道なのだなと、あらためて感じたものでした。
馬返しを経てまた浅間神社までダバダバ走って戻ったものです。