ミドリ号


12月9日(水)
4月に注文しておいたミドリ号がやっと出来たので、試走に正丸峠に行ってきました。
ミドリ号は、ロングタイプトライアスロンに挑戦するために用意した、オーダーメイド、フルカーボンフレームのトライアスロンバイクです。
ミドリ号との付き合いは、まずは馴染みのある正丸峠から始めようということで、299号を峠に向かって走りました。
ペダルを踏み込む脚がなんか軽い。スピードを出すと、さらに良く分かりましたが、ポジションが良くなったので、脚力がうまくペダルに伝えられるのです。
ギアーは手元で変えられるし、タイヤが良いせいか路面を捉える感じも違う。安定感があって乗り心地もいい。
正丸トンネルの手前で、峠に向かう道が分岐します。そこから先は峠まで足を地面に着いてはいけません。正丸ルールです。
足を着くと、幽霊にとり付かれてしまうのです。正丸峠は昔から幽霊峠で有名で、そう信じてきたのでした。
でも、前ギアーにコンパクトギアーを付けてもらったので、余裕をもって止まらずに上れました。
今まで乗ってた自転車との違いを色々と感じつつ、やっぱりプロにいい物を作ってもらうとちがうな〜と思い、安心して、正丸峠に佇んだものです。
はたと気づくと静かな峠でした。奥村茶屋もやってないし、だ〜れもいません。シ〜ンとしています。
ふと、この日曜日に死んでしまった家のネコのことを考えてしまいました。
18年近く生きたのだから寿命でしょうし、夜中や明け方にニャ〜ニャ〜ギャ〜ギャ〜泣くうるさいネコでしたが、居なくなってしまうと、踏んづけたり、突っついたりしたことが思い出され、もう出来ないのが残念でした。
妹が亡くなって14年経とうとしてるけど、妹があのネコをかわいがっていたんだからな〜などと考えると、ネコが居た月日の他の事なども思い出されてくるものでした。
寒くなってきたので、山伏峠の方に下りて、飯能をまわって家に帰りました。
走行距離84km。ミドリ号の乗り心地が良かったので、気持ちいい疲れでした。