北丹沢12時間山岳耐久レース


7月7日(日)
北丹沢12時間山岳耐久レースを走ってきました。
一昨年に出場してるのでキツイ大会なのは分かってましたが、やっぱり大変でした。

山道は渋滞するので、前の人に続いて歩くしかないのですが、今回は暑さのせいもあり、ペースが遅くなってしまってたようで、
第一関門の神の川ヒュッテでは4時間以上かかってしまった。
歩きながら休もうと考えて、長居せずに先に進み、
犬越路を越えて林道に出てからも、ゆっくりだけれどずっと走り、
それでも第2関門は制限時間の約1分前だったので、
危ないとこだった。
関門500M位手前のトンネルのところで、おサルの仮装をした人とかが、
「あと500Mで3分あるよ〜」と教えてくれたので、ダバダバ走りこんで間に合った。
第二関門越えたところの橋の上で膝を抱えて寝てたらいつの間にやら誰もいなくなり、
最後尾について歩くスイーパーのお兄さんたちが来てしまったので、
またせっせと歩いた。
姫次に向けて高度を上げるにつれ、登り下りしてきた山並みが視界に広がる。
けっこうでかい山塊に見とれたものだった。
姫次では神奈川大学の山岳部の方々に水をもらった。
聞いたら、800リットル位担ぎ上げたとのこと。
相当な人数でやったのかと思いきや、4人位ですよというのでびっくりした。
30分位の所に水場があり、何度も往復したらしい。
姫次からは9kmの下りなので、安心したら少しクラクラした。
やっぱり今回は暑い。
時折、前後する方たちとお話しながら、先に進む。
もう完走はできるので、のどかなものだった。
10時間30分位で青根キャンプ場にゴール。
こんな大会に参加するのでなければ、とても1日で回ってこれる行程ではないので、完走できて体力に少し自信がついた気分だった。
自分には、完走できれば十分な大会だ。
会場隣接のいやしの湯で風呂に入り、マッサージ機にかかり、アイスを食べて寛いでから、
クルマを停めた給水所といわれるところまで歩いて帰った。
歩いてるうちにすっかり暗くなった。
そして、クルマを停めた場所がわからなくなった。
ヘッドライトを点けて、疲れた脚でそこらを随分と彷徨ったものだった。