富士山一周サイクリング


10月8日(水)
年に一度のKさんとのチキチキ男ツアー。
今年は、同じく同業者のOさんも加わった3人で、
富士山一周サイクリングに挑戦してきました。
クルマに自転車3台積んで、板橋から富士吉田へ。
富士吉田市役所近くのコインパーキングに停めて、
そこからスタートしました。
コースは富士吉田の金鳥居を河口湖駅に向かい、
河口湖と西湖の北岸を回り、国道139号へ。
139号で朝霧高原
もちやキャンプ場のとこから県道75号に入り富士宮へ。
上井出交差点を左折、県道72号から国道469号へ。
469号で富士山子供の国を経て御殿場。
国道246号の萩原北交差点を左折、
すぐにあるローソンの交差点を右折して県道151号にでる。
151号を左折して、須走の交差点。
そこから、国道138号で、籠坂峠、山中湖をへて富士吉田に戻る。
という感じです。


スタート地点の駐車場で、Kさんがゴソゴソ用意してました。
ヘッドライトを買ってきたらしいのですが、電池入れても点灯しないとのこと。
「帰ったら速攻ドンキに返品してやる!」と息巻く横で、
Kさんのアルミ号のタイヤを触るとフニャフニャ。
空気入れで膨らませてやりました。
これからやろうとしてたんだとKさんは言ってましたが。。
結局、ヘッドライトは私のを一つ貸してあげて、
これからの行程に不吉なものを感じながら7時15分ごろに出発。


一方のOさんは、ウェアーも自転車もピカピカで靴もビンディングシューズ。
いかにもロードレーサー乗りという感じ。
通勤でちょっと乗ってただけで、サイクリングなんて行ったことないと聞いてたのにあれっと思った。
さらに、28KM/hくらいに抑えて走っていると、このペースで一周回れるんですかとか、
コースについても、すぐに139号に出ずに河口湖、西湖の湖北を回って行きましょうとか、
富士宮までは下り基調だけど、そこからの上りが辛いんだとか、
よく知ってるような口ぶり。
ネットで調べてきたとのことでしたが。。

やがて朝霧高原道の駅で、ソフトクリームを食べながら休んでいると、
Kさんが自転車の調子が悪いとのこと。
結局、後輪が歪んでいて、ブレーキシューに当たるらしい。
すぐに直せるものではないので、それで行くしかない。
やれやれだった。
前々から計画して来た富士山なのに、整備も何もしてこない図太さがなんともKさんらしい。
はたと見ると、チェーンにオイルも注してないうえに、汚れが積もって黒く汚れている。
オイルは私のを注しておいた。

人穴浅間神社に立ち寄ってから、富士宮に向けてグングン下る。

上井出交差点手前で「むめさん」という富士宮焼きそばの店に寄った。
焼きそばもお好み焼きもとてもおいしかった。
評判いい店のようだった。

上井出交差点を左折すると、富士山こどもの国に向けておもむろに上りになる。
ここらが、富士山一周で一番大変な区間のようだ。
大方上りきった辺りで、Oさんと2人でKさんが上ってくるのを待っていた。
すると、Oさんが、実は先日、このコースを一人で周ったんだと白状した。
なんて用意周到なんだとも思ったけれど、あらかじめ予習するなんて、なんか小心者だなとも思った。

そんなOさんの勧めで、御殿場から山中湖に向けての道は国道138号ではなく、県道151号を通って行くことにした。
138号は、路肩がろくにないところが多くて、自転車が走りずらいらしい。

途中、Kさんと2人でコースを間違えて、Oさんと国道246号の萩原北の交差点で合流。
県道151号に向かう。
広くて走りやすい道だった。
こっちに来て良かった。
道の駅すばしりに到着したころには暗くなり、
夜の籠坂峠をせっせと上った。
Kさんのオンボロアルミ号ではなかなかすんなり上れず、歩いたり乗ったりの繰り返しでなんとか進んだ。

Kさんの後ろ姿を見ながら、よくもあの自転車でと思いつつ、なんとかかんとか周ってこれたな〜と思い始めた峠でした。
あとは、138号を下りまくって、富士吉田に戻りました。

8時間位で周れると思ってましたが、結局12時間もかかってしまい、
19時に駐車場に到着。
遅くなってしまったので、泉水で風呂入って、すぐに帰りました。
帰りはOさんが運転してくれたので助かりました。
Kさんと二人だったらそうはいかなかったでしょう。
そういえば、富士山一周したのに富士山が全然みえませんでした。